2002年4月8日

2,3ヶ月前から、喉と耳が痛いので、病院に行く。検査の結果、全く異常なしと告げられる。

2002年6月19日

それでもなお、痛みが続き、夜も寝ることが出来ない状態だったので、再度医者に行く。

肉眼で癌の存在を確認したと告げられる。精密検査する必要がある為、治療開始まで20日かかる

と言われる。この日から漢方薬の服用を開始する。

 

私は、漢方薬で中咽頭癌(4期)を手術もせずに完治しました。もちろん放射線も効い

たと思います。放射線治療が始まるまでの約20日間、検査の連続で、医者からの治療はなにもな

いと言うことなので、飲み薬・煎じ薬・その他いろいろな薬を調剤してもらって服用し、

放射線治療に備えました。放射線医師からは『放射24回が済むと手術にはいります。』

と言われていましたが、

7回目には主治医から『手術をしないで良いと思います。』と言われ

11回目に放射の先生から『手術はしません、このまま放射を軽くしながらやっていきましょ

う。』と言われ結果35回で完治しました。

放射の間、私と同じようなといっても、もっと軽い症状の人達が『苦しい、気が狂いそうになる、

放射を止めたい。』と私に訴えていましたが、私は放射治療の間、今年の厳しい暑さの7月9日か

ら始め、7月中旬は放射治療したあと15分位歩いて、会社に行っていました。別にそんなにしん

どくもなく、普通の状態で会社に通っていました。

8月に入ってからは、真夏の日差しはきつすぎるので、体を休めるために、たまにしか会社に行き

ませんでした。盆休みもなく、週5回放射をうち続け35回で完治しました。

私の癌は、喉にタテ4cm・ヨコ2cmの大きさで、リンパ節に三カ所、肺の一部に一カ所、転移

している末期癌でしたが、漢方薬によって手術もなく完治しました。手術をしていたら、顎から喉まで摘

出しないといけないので、声もだせず、味覚も失い、飲み込むことさえできない状態で、生きてい

かなければならないところでした。

癌に勝つには『気力・気力・気力ですよ。』と励まされ、いろんな心が和らぐ話をしてもらい、

心身ともいつもすがすがしく、癌との戦いに臨めたことが、非常にプラスになりました。

放射線で焼かれ、喉がドロドロになっていくほどでしたが、それほど痛くもなく、食事もたいがい

の物は食べられました。ただ日に日に、喉が痛められて状態が悪くなり、食欲はあるのですが、気

持ちが悪くて食べる事がおっくうになってきましたが、頑張って食べました。ただ人が言う程、最

後まで別に苦しくもなく、気が狂うような事もなく、普通の状態で乗り越えられました。

私は、この末期の癌を告知から二ヶ月半で完治しました。

 

  患者さんからのお手紙へもどる