兵庫県 Y.Aさん(女性26歳)

 

私は13年間アトピーに悩まされ続けてきました。
 
最初は14歳の時、肘や膝の裏に湿疹が出ました。それはみるみるうちに広がり、皮膚科に行きました。出されたのはステロイド。「弱いから副作用はない」と言われ、安心してつけていました。
 
けど何年つけても良くなることはありませんでした。お薬もだんだん強くなってきて、それに恐怖を感じ、使用を中止したりもしました。勿論、リバウンド。ステロイドを止めることができた事もありましたが、また痒くなって皮膚科に行くと「お薬を止めるからだ」と怒られたりもしました。
 
14歳の時をピークに、ステロイドで押さえていたせいもあり、症状はそれほどひどくなりませんでした。
就職してから、冷暖房とストレスのせいでしょうか、顔に痒みが襲ってきました。今までの痒みとは比べられないほどの痒みで、掻き毟って真っ赤に腫れあがってしまいました。洗顔するのが苦痛で、顔が熱くていつも手の平で冷ましながら仕事をしていました。その時最初に、金子漢方薬局にお世話になりました。
またリバウンドが来ることは覚悟していたのですが、体にも症状が出て、痒くて眠れなくなり挫折しました。今思えばその時に会社を辞めてでも続けていたらよかったです。
 
その後私は「アトピーは絶対に治る」という雑誌の文面を見て、遠方の病院まで駆け込みました。病院ではかなり強いステロイドを出され、1週間服用もしました。みるみるうちにキレイになり、その時は本当に嬉しかったです。同時に恐怖も感じていましたが・・・。病院の先生には「民間療法はお金儲け」だの、私の全身掻き毟ってボロボロの皮膚を見て「バイキンだらけです。石鹸でしっかり洗いなさい」だのひどいことを言われました。けど体の湿疹は引き、薬も徐々に減らせました。ですが顔の赤みだけは一向に良くなることがなく、強い薬を塗り続けていました。先生には、こんないに長い間塗りつづけて副作用は無いのかと何度も確認しましたが、化粧品が合っていないだのなんだの言われ、結局1年、顔にステロイドを塗りました。
 
私はもうステロイドは信じられない、と思い、会社を辞めてリバウンドを経験しました。半年ほど家から出られず、壮絶な毎日でした。アルバイトができるようになり、又金子先生にお世話になることにしました。一度挫折した私を先生は「頑張ろうね!」と暖かく受け入れてくださいました。
悪いものは出した後だと思っていたのですが、漢方を飲みだしてから又、悪いものが出てきました。治っていた体も痒くなり、今まで痒くなかった手の甲や指まで痒くなり、全身悪化したように感じられました。それは毒素を出す作用だと解かっていましたが、私には漢方が効かないのではと思いました。傷口はジュルジュルになり、ガーゼをひいて肌着を着て、ハイソックスで傷口を隠さなければ外に出れなくなりました。関節やお腹は動くたびに裂けていき、肘は伸ばすことも苦痛でした。薬局に行く度に「良くなりません」「効きません」と愚痴ること約10ヶ月、やっと眠れる日が来ました!眠る時に掻かなくなってからは皮膚がつながり、自由に動けるようになりました。何をしても治らなかった顔の赤みも徐々に引き始めたのです。まだ周りの人から見ると「かわいそうに・・」といった感じですが、私は良くなってきた、金子先生についていけば治る!と確信できただけで、毎日が明るくなりました。長いトンネルとよくいいますが、本当に長かったです。今になって解かるのですが冷え性もひどかった便秘も良くなってきています。体質改善って、本当にできるもんです。まだまだ痒いし色素沈着がひどいのでお薬を飲みつづけます。今度は完璧に治ったというおたよりができる日を楽しみにしています。
 
絶対に治る、と言い切って、私を励まし続けて下さって、本当にありがとうございます。そしてこれからも宜しくお願いします。
 
最後に、こんなに酷かった私でも、痒みが消えて眠れる日が来るのです。今、効かない、合わないと思っている人には頑張って下さいと言いたいです。

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