金子先生

お陰様で、今夏は、何年ぶりかの落ち着いた毎日を家族中で味わっています。

娘は、数年前から仕事や対人関係の心労で不眠や気分の落ち込みで、

たいへんな「うつ状態」に陥っておりました。

病院(心療内科から精神科へ)で処方されて服用しておりましたが、

変に頭がボンヤリして、イライラ間は増すばかりでした。

逆に薬の副作用として、自律神経失調症やパーキンソン症候群が次々とあらわれ、

薬の種類や量はふえていきました。

とうとう入院も致しましたが、眠っているばかりで、食事も抜けるような状態になり、

退院させて家で様子をみまもりましたが、手足は震え、喉がかわき、便秘となり、

動悸もし、視線が定まらず、耳も音が聞こえるだけのようで、TVも新聞も前にあるだけの

反応できない何も思い出せない、勿論字も書けないボンヤリしているといった大変な状態となっていました。

そんな時、金子先生にお会いし、問診をしていただき、生薬を調剤したものを

毎日、煎じてふくようするようになりました。

金子先生には、「絶対なおりますからね」といつも励ましていただいて、

約1ヶ月でイライラ感がうすらいで、2ヶ月くらいで、気分がおっとりしてきました。

約半年で、口もまわりだし、記憶力も戻ってきて、目もしっかり見えるようになり、

字もかけるようになってきました。

それにつれて、病院の薬も飲むのを忘れたりして、減ってきました。

毎日、欠かさず、有難いうれしい気持ちで煎薬をいただいて、1年たちました。

休職していた職場も、ウォーミングアップを経て、1年後、新しい場を得て、

より責任のある仕事をまかされるまでになりました。

本人は、「やはり、毎日、しんどいことや、不安もおきてきて、前の様になるのではないか

という恐怖も出るけど、病気から立ち直れると思うので・・・やれる。」と、申しています。

毎日がストレスフルで今でも、心身の不調は時に生じますが、

その都度、即刻、金子先生が薬の配合を調整してくださいますので、

安心して、毎日を乗り切っていおります。

金子先生には,本当に、毎日、感謝しております。ありがとうございます。

息ながく、私共を見守ってくださいませ。

2003.8.22

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